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気仙沼の街並み。

2012/10/26 Fri

今日は、気仙沼市内で活動しているNPOやNGOのスタッフや市役所の職員が、毎週金曜日に集まって行っているNPO/NGO連絡会に参加しました。

そこでは、約20の団体が活動報告をしたり、情報共有を行っているのですが、今日はその会議の中で、市内の美術館で気仙沼の震災前と震災後の様子を写した写真展が開催されていると聞きました。

日曜日までということでしたが、週末は行く暇がないので帰りにちょっとのぞいてみました。

私が初めて気仙沼に来たのは、去年の8月末。
震災後5か月以上経ってから気仙沼に来たので、震災前はもちろん、震災後の瓦礫も徐々に片付けが進んでいる頃でした。

今回の写真展は、気仙沼の方が震災前、震災直後、震災後しばらく経ってから、同じ場所から撮影したものが数多く展示されていました。
今はすっかり広々としてしまった地域も、趣のある家屋が建ち並ぶ商店街だったんだということがわかりました。
もちろん、お店や家があったということは聞いてはいましたが、どんな町並みだったんだろうと考えても、見たことがないのでイメージが沸きませんでした。

でも、今日いろいろな写真を見て、今自分が毎日通勤で通っているところや家の近所の震災前の様子や、そこが震災後瓦礫でいっぱいだった様子を見て、その変化の様子を知ることができました。

そして、本当にたくさんの家屋がなくなってしまったんだということを改めて感じました。

気仙沼の方々にとっては、こういう写真は見るのはつらいのかもしれませんが、私にとっては気仙沼をもっと知ることができていい機会だったと思います。

今は毎日気仙沼で暮らしていますが、街並みは日々変化していきます。
今自分が目にしている風景も、いつかは変わっていくのだと思うと、日々の様子を記録していくのも大事なことなのかなと思います。

何気ない毎日ですが、この前まであったビルが解体されてなくなっていたり、新しいコンビニができたり・・・確実に変化し続けています。

これから、どんな街になっていくんでしょうね。

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コミュニケーション。

2012/07/10 Tue

ゴーヤが終わり、今度は7月22日に予定している移動どうぶつ園のイベントの準備に追われる毎日です。

移動どうぶつ園は、去年の8月末に「はしかみ交流広場」(プロジェクトKの事務所兼フリースペースのトレーラーハウス)のオープンの時にも行いました。
たくさん動物たちがやってきて、近所の子供たちもたくさん来てくれました。これが好評だったので、今年も昨年同様石巻ペットセンターさんにお願いをして、行うことにしました。

当日は、移動どうぶつ園となんでも相談を行うのですが、他にも毎週編み物講座で作っているアクリルだわしをバザーで販売したり、コスモスのりえこちゃんに来てもらって、ベリーダンスショーを行う予定です。
今からとっても楽しみ。
たくさんの人に来て楽しんでほしいので、準備も頑張れます。

しかし、最近失敗したことも…。

外部の方とのやり取りで、「言ったつもり、わかったつもり」という思い込みが原因で、凹むことがありました。
今は解決したのですが、すべてはコミュニケーション不足が原因と気づき、失敗はしたけどまた一つ学びました。

いい大人になっても、やっぱり失敗はするものです。
でも、今私の周りには、話をじっくり聞いて解決策を導き出してくれる人、気分転換にとホタルを見に連れて行ってくれる人、プロジェクトKの関係者は本当にみなさんいい方ばかりでいつもいつも支えられています。

こういう職場、人に出会えて本当によかったなぁと思います。

やってしまったことはしょうがない。
自分が悪ければ謝って、その失敗を無駄にしないように次にどうしたらいいか考えることが大切。

そうしていたら物事がいい方向に向かって行きました。

これが人生の面白さ?

まだまだこれからも手探りの活動の中、失敗もたくさんあると思うけど、それを恐れず頑張りたいと思います。
そのためにも、もっともっと強い心を持たねば。

よし。明日も頑張ろう。

3月11日を迎えて。

2012/03/13 Tue

また、前回の日記から10日以上も空いてしまいました・・・。

先週1週間は、どのチャンネルを観ても、震災や津波の映像ばかりでしたね。
気仙沼の映像もたくさん出ていました。

私は、気仙沼の映像が出ると、津波が来る一瞬前の気仙沼の景色はどんなものだったのか、どんな建物がどういう風になくなっていったのか知りたくて、ついつい観てしまいました。
今は、瓦礫が撤去されつつあるだだっ広い景色しか知らないから・・・。
いつも、家の土台だけ残った景色を見るたびに、以前はどんな町並みだったのかなぁと考えています。

でも、気仙沼で被災した方々にとっては、やっぱりあの映像はつらかったようです。
意識的に震災関連の番組は避けて、他の番組を観ていても、CMになると特番の予告で津波の映像が流れるので、なかなか観ないようにするのも難しい・・・。

アニバーサリー反応と言うか、「3月11日」という言葉をたくさん耳にすることで、嫌でも意識させられてしまう状況になり、「胸がざわざわする。」というようなことをたくさん耳にしました。

それは、心の当たり前の反応なのですが、それを伝えていくには、あまりにも心に傷を負った人が多すぎます。
テレビで、津波を逃れた方の体験談などをたくさん放送していましたが、あれは特別な人が体験したものではなく、本当にたくさんの方がそういう体験をしています。
私たちは、ただただ聞くことしかできませんが、少しでも声に出して体験を語ることで、心がほぐれていってくれるといいなぁと思います。

3月11日は、杉ノ下地区というところで、慰霊碑建立除幕式と一周忌法要に出席しました。
いつもトレーラーハウスに来てくれる仮設の自治会長さんが、遺族会の会長もされていて、その方が中心になってずっと準備をしていました。私たちは、碑文の作成や、石に刻む犠牲者の方々の名簿を作成するお手伝いをしてきました。
一周忌を前に、立派な慰霊碑ができました。
また、このときの様子は、別の日記で書こうと思います。

午後は、トレーラーハウスでプロジェクトKの理事の方、お友達の車屋さんと、静かに過ごしました。
14時46分には、サイレンが鳴ったので黙祷をして、車屋さんが持って来てくれたケーキを食べました。
夕方には、午前中除幕式をやった自治会長さんがいらっしゃって、みんなでお茶を飲みました。

「去年の3月11日は、雪が降って寒かったなぁ。」
「線路を歩いて帰ったなぁ。」

そんな会話を聞きながら1年前を振り返って、

今年はみんなで温かいお茶を飲めること、
家族や大切なものを亡くしたみなさんが、1年間元気でいてくれたこと、

すべてに感謝したいと思いました。

来年も、その次も同じように3月11日はやってきます。
特別な日だけど、何があっても忘れられない日なので、だからこそお祭り騒ぎではなく、普通に過ごして、普通に過ごせる幸せを感じられる過ごし方ができるといいなぁと思います。


さてさて、最後にお知らせですが。

3月17日(土曜日)に、東京で報告会を行います。
お時間のある方は、ぜひ聞きにいらしてください。
詳しくは、シェア=国際保健協力市民の会をご覧くださいませ。

あれから10年。あれから半年。

2011/09/11 Sun

9月11日の今日で、アメリカの同時多発テロから10年。

そして、東日本大震災から半年が経ちました。

2001年9月11日。私は、大学病院で看護師をしていて、その日はちょうど夜勤でした。
夜中の見回り中、ほとんどの患者さんが寝ている中、個室にいる患者さんがベッドに腰掛けてテレビを観ていました。

患者さんが飛行機がビルに突っ込んでいる映像を観ているので、私は何かの映画だと思い、

「これは何の映画ですか?」

と聞くと、

「これは映画じゃないよ。さっきアメリカで実際に起こったことらしいよ。」

と言われ、驚いたのを覚えています。
夜勤中は何が何だか分からなかったけど、明けで家に帰ってからニュースを見てびっくりしました。

この時は、遠い国で実際起こったことだという実感もないまま、まるで作られた映像を観るように毎日ニュースを見ていました。

でも、このテロがきっかけでイラク戦争が起こり、そのイラク戦争がきっかけでヨルダン国内にパレスチナ難民がやってきて、その難民キャンプで働くため、私はヨルダンに行きました。
そしてヨルダンの難民キャンプで働いたのがきっかけで、助産師を目指し、働いて、助産師隊員として協力隊に参加し、今の自分がいます。

10年前のアメリカでのテロ事件が、日本で看護師をしていた私の人生に影響を与えたのです。

その日から10年。

世の中は、良くなっているのでしょうか?
平和になるどころか、まだまだ先の見えない戦いを続けている国がたくさんあります。
いくつも戦争をしたって、その度に報復を恐れ、いつまで経っても安心して暮らせる日は来ません。

10年後、世の中はどうなっているのでしょうか?
震災から復興し、安全な街づくりが進んでいるでしょうか?
私は、どこかで笑顔で働いているでしょうか?

この10年で、人間が起こすテロだけではなく、大震災や台風などの自然災害で、一日、いや一瞬で人生が変わってしまうのを何度も目の当たりにしてきました。

今日も、笑顔で過ごせたこと、
洗濯物が乾いたこと、
カレーがおいしくできたこと、
お布団で眠れること、

全てのことに、感謝。




動物の力。人の力。自然の力。

2011/09/04 Sun

さて、お待たせしました。
気仙沼の報告です。

前回も少し触れたのですが、今私が週3日働いている「シェア=国際保健協力市民の会」というNPOでは、震災後の3月から被災地に入り、気仙沼で現地の保健師さんと一緒に避難所や被災した方の自宅を回る巡回療養支援隊の活動を行っています。また、「プロジェクトK」(現在NPO申請中)という気仙沼の福祉や保健のお仕事をされていた方で立ち上げた団体のお手伝いもしています。

今回、プロジェクトKがはじめる「はしかみ交流広場」というなんでも相談所のオープン記念イベントとして、移動動物園がやってきました!!

8月28日の日曜日、心配していたお天気は・・・晴れ~~~!!!

朝、石巻からトラックに乗ってやってきた動物たち。

まずは、ポニー。

poni-.jpg

体重40kgまでは、ポニーに乗らせてもらえるということで、子ども達が行列を作るほどの人気でした。

他には、うさぎ、ヤギ、あひる、七面鳥、いろんな鳥、ハムスターなどなど。
犬もいろんな種類がいましたが、私のお気に入りはこの子。

shaba.jpg

かわいかったぁ。

ザリガニ釣りや、金魚すくいも人気でした。

zarigani.jpg

そして、こんなビッグな動物も・・・。

bigkame.jpg

陸ガメーーー!!!重かったー。10kg以上はあったと思う!!

大きいカメだけじゃなく、ちっこいのもいました。

kame.jpg

鏡餅?ビックマック?3段重ねがかわいかった。

初めてのイベントは、大盛況に終わりました。
動物セラピーという意味も込めて、今回開催されたイベントでしたが、参加してくれた方だけではなく、私たちもかわいい動物たちに癒された一日でした。

子どもが笑顔になると、一緒にいる大人も思わず笑顔になる。
何だか気持ちがほっこりした一日でした。

端っこで行った血圧測定や健康相談には、近くにお住まいの高齢者の方が来てくださいました。
血圧を測るだけでなく、そこからいろんなお話をさせていただきました。

最後は、プロジェクトKの皆さんと。

DSC_0686.jpg

みんなの後ろに写っているのが、はしかみ交流広場のトレーラーハウスです。
このはしかみ交流広場が、はしかみ地区の方々にとって、いつでも気軽に利用できる場所になればいいなぁと思います。

イベントの次の日。
帰る前に、気仙沼の街を案内してもらいました。
トレーラーハウスの近くの道沿いにも、津波で1階部分がすっぽりなくなってしまった建物があり、津波の威力を感じずにはいられませんでしたが、海沿いを車で走ると、瓦礫が撤去されて、広々とした景色が広がっていました。

雑草が生い茂るその景色を見ていると、緑も多いし、のどかなところという印象を受けますが、津波が来る前は、そこは商店や住宅が立ち並び、人々が生活をしていた場所。

中には、海水なのか、雨水なのか分かりませんが、水が溜まった場所にたくさんのかもめがいました。

kamome.jpg

案内してくれた方が、「写真撮るならいつでも車を停めますから、言ってくださいね。」と言ってくれましたが、なかなかカメラを向ける気にはなりませんでした。(でも撮ったけど。)

hune.jpg

街中に残る大きな船。
この船は、持ち主の会社が撤去できないということで、このまま残して祈念公園になるそうです。

自衛隊が最初に入ったときに、残った家の中に亡くなった方の遺体がありますよ、というのがわかるように、あるマークを家の壁に書いていったそうですが、海辺の家は、そのマークがずっと続いていました。

家の中で、真っ黒い水に襲われる時の恐怖はどんなものだったんだろう。
車で必死に逃げようとしたけど、渋滞で襲ってくる波に飲まれていくときの恐怖はどんなものだったんだろう。

その時に、何を考えたんだろう。

瓦礫が撤去されつつある街を見ながら、そんなことばかり考えていました。

でも、いくら想像してもそれは想像。
私には分かりません。
それは、体験していないから。

気仙沼は、初めて来たので、以前の街がどんなものだったか、私は知りません。

知らないけど、津波という自然のエネルギーのすさまじさは、気仙沼の被害の大きさと、自分が見たそれが、今回の地震の被害のほんの一部分でしかないということから感じることができた気がします。
また、その莫大な量の瓦礫が、人の手で少しずつではあるけど、撤去され復興に向かっていることも。

人間の力なんて小さいけれど、時間をかければ津波に負けない力になると思います。

katuo.jpg

これは、気仙沼の港に水揚げされた戻り鰹です。
人も魚も、港に戻りつつあります。

この港がたくさんの魚であふれる日が、一日でも早く訪れますように。




プロフィール

miwawa☆

Author:miwawa☆
復興支援のお仕事で、宮城県気仙沼で活動中です。
龍のように、しなやかに、どんどん上を向いて昇っていけますように。

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